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チャドクガに刺された時の対処法は?かゆみを抑えるにはどうすれば良い?

チャドクガに刺されるとどうなる?

身に覚えのない直径1センチほどの大きさの赤い発疹やじんましん、強いかゆみ、日が経つにつれて治まるどころか全身に広がり夜も眠れない。
このような症状が出た場合、チャドクガの毒針に刺された可能性があります。

チャドクガの毒針に刺された場合、すぐに何らかの症状がでることはありませんが、約数時間後には刺された患部が赤く腫れあがり、痒みが発生することが多いです。
チャドクガの怖いところは、蚊に刺された時と異なり、適切な対処をしなければ痒みが治まりづらいということです。

蛾に刺されたぐらいと高を括り、そのままにしておくと徐々に全身に痒みがまわり、夜も眠れなくなるほどの痛痒感や発熱、めまいといった症状がでることもあります。
人によっては、呼吸困難や血圧低下、アナフィラキシーショック、意識消失、失禁などといった命に関わるような重度な症状が出ることもありますので、その場合は速やかに119番し救急車を呼ぶようにしましょう。

チャドクガに刺されたらどう対処するべき?

強烈な痒みを引き起こすチャドクガに刺された場合、どう対処するのが正しいのでしょうか。

チャドクガの痒みの原因は、身体の表面を覆う毒毛針が皮膚に付着することによって引き起こされます。
その為、蚊にさされた時と同じような対処法では痒みが治まるどころか悪化の一途の辿ってしまう可能性があります。

チャドクガに刺された場合の対処方法について順にお伝えしますので、参考にしてみてください。

刺された患部への対処方法

チャドクガに刺された場合、毒毛針を適切に取り除かなければ被害の拡散に繋がってしまいます。
擦ったり、搔いたりしてしまうと手に毒毛針が付き、更に手から他の部位に移ってしまう為、絶対に患部を触らないようにしてください。

まず第一に、他の部位に痒みが広がらないように毒毛針を取り除く必要があります。
粘着力があるテープを患部に押し当るかピンセットで毒毛針を取り除き、強めのシャワーなどの流水で患部を洗い流しましょう。

その後、50度から60度程の熱い蒸しタオルを作り、患部を優しく拭い暫く押し当てるようにしましょう。
蒸しタオルの熱により痒みを抑えることが可能です。

最後に痒みを抑える軟膏(抗ヒスタミン軟膏・ステロイド軟膏など)を患部に塗布してください。
症状が改善されない、もしくは悪化をするようであれば、速やかに皮膚科に受診するようにしましょう。

刺された時に着用していた衣服への対処方法

患部への対処も大事ですが、刺された時に着用していた衣服へも気を配らなければなりません。

チャドクガの痒みの原因は、お伝えした通り毒毛針によるものです。
その為、着ていた衣服をそのまま洗濯機に入れて洗ってしまうと、自分だけでなくご家族の方へもチャドクガの毒の被害が拡散してしまう可能性があります。

衣服への適切な対処方法としては、50度から60度程の蒸しタオルで隈なく拭うようにしましょう。
一度拭ったタオルは強めの流水で洗い流した上、再度蒸しタオルを作成し、都合3回程隈なく拭うようにしてください。

その後、熱いお湯を溜めたタライ等で手洗いをした上で洗濯機で洗うようにしましょう。

チャドクガが大量発生しているなら業者へ

細かい毒毛針を持つチャドクガの駆除は、幼虫が小さく数が少ない僅かな駆除であれば、リスクはありますが、一般の方でも駆除も可能です。
当然、数が増えるに連れ、刺されるリスクはあがります。

チャドクガの怖いところは、飛散する毒毛針が付着するだけでも症状がでてしまうところです。
お伝えしたとおり、一般の虫刺され用の市販薬は殆ど効果が得ることができません。

また、過去に一度でもチャドクガに刺されたことがある方は、アナフィラキシーショックを引き起こす可能性があります。
人によっては、重篤化することもあり、非常に危険を伴います。

チャドクガ被害にお困りの方は、まずは一度プロの専門業者へご相談してみてはいかがでしょうか。

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