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重曹やアルコールは有効?カイガラムシ駆除に役立つ豆知識

カイガラムシの生態

枝や葉にびっしりと張り付くカイガラムシ。
白く気持ち悪い見た目や農薬や殺虫剤が効きにくく根絶も中々難しい為、多くの人を困らせる害虫です。

この恐るべき害虫はどのような虫なのでしょうか。
カイガラムシは、セミやアブラムシ、カメムシなどの類縁種であり、凡そ400種程の種類がおります。
植物性の食性をしており、細い糸の様な口吻を木の枝や葉に挿入し樹液を啜り、その生涯の中で殆ど移動せず一生を終えます。

カイガラムシの特別性としては、名前の由来にもなっている成長するにつれて身体を覆う殻を形成することが挙げられます。
この殻は、カイガラムシが摂取した養分から過多になった物や排泄物で構成されており、殻が成長すると殺虫剤が効きづらくなるので、駆除のタイミングがシビアでとても厄介な害虫と言えるでしょう。

カイガラムシに重曹やアルコールは有効?

カイガラムシの駆除をする方法は、カイガラムシが幼虫か成虫かによって最適な方法が大きく異なります。

前途の通り、成長するにつれて摂取した養分や排泄物で構成された厚い殻を纏ってしまい、殺虫剤を散布しても殻に阻まれ浸透率が悪く効果が限定的になってしまうので、枝葉からこそぎ落とす様な物理的に除去する方法を取らざるを得ません。

しかも、カイガラムシは成虫でも小さい体長であり、パッと見ただけでは幼虫なのか成虫なのか判別するのは難しいでしょう。
ですので、カイガラムシを駆除するのに効果的なのは幼虫の発生時期を見極める必要があります。

幼虫は一般的に5月から8月頃にかけて孵化するので、適正時期を逃さず駆除してしまいましょう。

カイガラムシ専用にあつらえられた駆除剤が一番効果的ではありますが、子供やペットが駆けずり回る庭木に使うのは少々不安が残る……。
そんな貴方にお勧めなのが、重曹やアルコールを用いた駆除方法です。

使用にあたっても注意点もあるので、参考にしながら実践してみてください。

液体重曹を使ってカイガラムシを駆除しよう

用意するものは、液体重曹とスプレーボトル、そして綿棒です。
駆除対象がサイズが大きい植物の場合には、ホームセンター等で売っているようなスプレーボトルに液体重曹を詰めて使用します。

カイガラムシが巣くう箇所に向けて重曹スプレーは噴射して駆除をしますが、液体重曹をかけすぎると、植物の種類によっては葉の変色や枯死に繋がることもあるので、まずは一部分でテスト噴射をして変化を確認しましょう。
早ければ1両日中に茶褐色に変色するので、その場合は他の手法をお取りください。

駆除対象が小さい植物の場合、スプレーボトルではなく、液体重曹を染み込ませた綿棒で根気よく拭いていきましょう。
どちらのやり方でも週に1度の頻度で何度か繰り返すようにしましょう。

アルコールを使ってカイガラムシを駆除しよう

アルコールを用いてカイガラムシを駆除する場合も、基本的には液体重曹を使う時と準備する物ややり方は同じです。
ただ、アルコールならなんでもOKではないので注意してください。

飲用のアルコール(発泡酒、日本酒、ワイン等)は使用を避けましょう。
カイガラムシを駆除することは出来ますが、植物まで枯らしてしまいます。

カイガラムシは人の目が届きにくい場所に上手に隠れるので、完全に駆除するには根気が必要です。
植物にカイガラムシの姿を見つけることがなくなり、葉を元気に生い茂らしたら駆除は完了したと言えるでしょう。

自分で駆除できない場合は業者に相談を

ここまで、個人の方でもご家庭で実践可能な駆除方法についてご紹介してきましたが、中々根絶出来ないのがカイガラムシの恐ろしいところ。
自分で解決できない場合は、プロの手による駆除や剪定を依頼するのも1つの手でもあります。
長い間悩まされる前に、カイガラムシの被害にお困りの方は、まずは一度プロの専門業者へご相談してみてはいかがでしょうか。


 

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