手作り駆除剤で今すぐナメクジ退治!家の物でできる簡単な対策方法
沖縄は梅雨入りして雨が増えてくる季節だそうです。
今年ももうすぐジメジメと嫌な季節になりますね。
ジメジメするとよく見かけるのが、ナメクジです。
そもそもナメクジは昆虫ではなく、貝殻が退化して無くなったものをナメクジ科と呼んでいます。
日本の花壇や畑などでよく見かけるナメクジは、ナマナメクジ、ナメクジ、チャコウラナメクジ、ノハラナメクジの4種類です。
このナメクジ単体でも繫殖する事ができるので、1匹でも見かけたらすぐに駆除することをオススメ致します。
ナメクジは卵を産みます。一生のうちに約200もの卵を産み、春先から羽化が始まり梅雨時期に地上にたくさん現れます。
だからこれからの季節によく見かけるわけですね。
またナメクジの寿命は長くて約3年、年中存在していますが主には4-6月の春から梅雨の頃と9-10月の夏の終わりから秋口の雨量の多い時期です。
ナメクジを放置するリスク
ではナメクジが出るといったいどんな害があるのでしょうか?
まず一つは植物に及ぼす影響です。
花などはもちろんのこと野菜や果物を食い荒らします。
レタスやキャベツなどの葉物は特に注意が必要となるでしょう。
調理前には葉っぱにくっついていないか裏もしっかりと確認して下さい。
植物への被害だけでなく、ナメクジを放置するリスクは他にもあります。
ナメクジには広東住血線虫という寄生虫がいる可能性があり、この寄生虫が人体に侵入すると髄膜脳炎などの危険な病気に感染するリスクがあります。
もしも、ナメクジ本体やナメクジが通ったあとの粘液に触れた場合は必ず手を念入りに洗いましょう。
手作りできるナメクジ駆除剤
では実際にナメクジが出現した際にできる対策として、手作りでできるナメクジの駆除剤をご紹介していきます。
米ぬか水
ナメクジはとにかく嗅覚がとても鋭い性質を持っています。
底の深い容器に水と米ぬかを溶かした米ぬか水を作って、ナメクジが出現する場所に設置しましょう。
米ぬかの米の甘い香りに誘われてナメクジがやってきます。
米ぬかには油分が含まれていますので、米ぬか水に落ちたナメクジが容器から上がってこれずに溺れてしまうでしょう。
ビール
嗅覚の鋭いナメクジはビールの香りも好むと言われています。
米ぬか水と同様に深い容器にビールを入れて溺死させる方法です。
発泡酒では効果が薄いようですので、米ぬか水よりは非経済的かもしれません。
また容器が浅かったりビールが少ないと、ナメクジに逃げられてしまうので注意が必要です。
木酢液・コーヒーかす
木酢液とは炭を焼くときに発生した煙を冷やし、液体にしたものです。
燻臭のする茶色の液体で、薬局などで売られています。
木酢液やコーヒーの臭い(カフェイン)は逆にナメクジは嫌います。
これらは作物や土に害がないためにオススメ致します。
またナメクジには塩をかけて駆除する、というのが一般的によく聞くナメクジの退治方法です。
ですが、塩はナメクジの体内の水分がどんどん抜けていくだけで死ぬまでには、なかなかいきません。
更に塩は野菜などの植物に悪影響を及ぼすので使用しない方が賢明かもしれません。
手作りで不安な時は業者に相談を
様々なナメクジ対策についてご紹介致しましたが、思ったような効果が得られないのならプロの業者に任せることも検討してもいいかもしれません。
専門業者や掃除代行業者なら、ナメクジの被害のあった個所や移動経路から駆除剤を使用して駆除します。
芝生や樹木のお手入れを一緒に行ってくれる業者もあります。
まずはお住まいの地域の業者にお見積りを依頼しましょう。
まずは電話で被害の規模や場所などについて説明します。
そうしますと、専門のスタッフが現地まで調査とお見積りを出しに来てくれます。
ナメクジ駆除の料金相場は約8000円から15000円程度です。
何社か相見積もりを取ると、金額交渉しやすくなります。
専門業者に依頼すれば、発生個所から根本的に対策と駆除を行うので再発防止にも繋がるでしょう。
お困りの方はプロの業者に相談してみてはいかがでしょうか。