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ムクドリは自分で駆除できる?行政に頼む?退治する時のポイントまとめ

ムクドリは体長24センチとハトより少し小さい大きさで、グレーの体色にオレンジ色の脚とクチバシをした日本各地でみられる野鳥です。

可愛らしい見た目で、かつては田畑の害虫を捕食してくれる益鳥として重宝されていたムクドリですが、近年では森林伐採などの影響からか市街地へ居住空間を移し、フン害や騒音などで日本各地で大きな問題を巻き起こすようになりました。

今回は、厄介な被害を続出させているムクドリの対策方法についてご紹介します。
野鳥の対策は法律の絡みもあるので、ぜひご一読ください。

ムクドリを自分で駆除する方法

度重なるムクドリのフン害や騒音被害に悩まされている方は、なんとしても早急に対策を講じたいと考えるでしょう。
ご自身で対策をとる場合、「鳥獣保護管理法」を念頭に置いて行動するようにしてください。

ムクドリも含めて、一般的に野鳥と呼ばれる鳥たちは「鳥獣保護管理法」の管理下におかれており、管理法の条文には以下のような内容が記されています。

「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化を図り、もって生物の多様性の確保、生活環境の保全及び農林水産業の健全な発展に寄与することを通じて、自然環境の恵沢を享受できる国民生活の確保及び地域社会の健全な発展に資すること」

この条文の目的を遵守しなければならず、「鳥獣保護管理法」に属している野鳥を許可や資格のない者が、殺傷したり、捕獲することが禁じられているのです。
そのため、一般の方がとれる対策方法としては追い払う方法が主となります。

では、追い払う方法はどのようなものがあるでしょうか。
一般の方でもとれる方法をいくつか紹介しますので、参考にしてみてください。

防鳥ネットを設置しよう

物理的に侵入させない方法はもっとも効果的といえるでしょう。
屋根の軒先や雨戸の戸袋、マンションのバルコニーなどに設置することにより、侵入や営巣を阻害できます。
注意点として、ネットの網目が粗いとムクドリが隙間から容易く侵入してきてしまうので、網目が細かいネットを使うようにしましょう。

剣山を設置しよう

ネットが張れないような場所で被害がでている場合は、剣山を設置してみましょう。
ムクドリたちがとまる可能性の高いポイントに設置することで、物理的に排除できます。

設置のポイントとしては、剣山を隙間なく配置することです。
隙間が空いているとムクドリは安全だと思い、被害が減らない可能性があります。

ムクドリ駆除は行政に頼める?

ムクドリは鳥類のなかでも学習能力が高く、一般の方がとる対策方法では短期間で目に見える芳しい成果を得ることはできません。

ムクドリ被害が深刻的に発生してしまっている地域では、県や市などの自治体、行政機関が主体となってさまざまなムクドリ対策がとられています。

こうした直接的な対策は、駅や学校、役所などの公共施設に限られる場合が多く、個人宅やマンションの被害の場合は、対策業者の紹介や罠や薬剤など貸出などの対応となります。

「ご自身で対策を取る」
「どこか業者に依頼する」
どちらを選択するにしても、一度行政機関に相談して方向性を決めるための一助としてみてはいかがでしょうか。

ムクドリ被害が大きい時は業者に相談を

従来、農作物を荒らす害虫を駆除する益鳥としてありがたられていた存在でしたが、今日では人の生活を妨げる害鳥となってしまいました。

ムクドリは集団で行動するため、数百から数千羽もの大群となります。
日中から夜間まで仲間内でコミュニケーションをとるので、長時間の騒音被害が心的ストレスとなってしまい日常生活に影響を及ぼす問題が発生しています。

また、大量のムクドリが排泄したフンが、家屋の外壁や屋根材の劣化、土壌の酸性化などの汚染、植樹の枯死、人体へのアレルギー性ぜんそくなど、さまざまな影響を及ぼすことも報告されており、深刻な社会問題として認知されるようになりました。
こうしたフン害や騒音被害は、できるだけ早めに対策をとることが肝要といえるでしょう。

前述のとおり、人体への影響も報告されているので被害が長引けば長引くほどリスクが高くなります。
学習能力が高いムクドリに対して、一般の方では完全な対策をとることが難しいのが実情です。

ご自身で行った対策で目に見える成果が出ない場合は、今以上の被害が拡大してしまう前にムクドリなどの害鳥対策を行うプロの専門業者に一度相談してみてください。
 

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