屋根裏のハクビシンを追い出すには〇〇が効果的!自分でできる簡単な対策
屋根裏にハクビシンが棲み着く原因
野生動物であるハクビシンが、なぜ人が住んでいる家屋の屋根裏に棲み着くのでしょうか。
それは、ハクビシンにとって以下のような大きいメリットがあるからなのです。
外気が遮断された天井裏は過ごしやすい為
家屋やアパートなど現代の建物には、断熱材が用いられております。
この断熱材によって暑さや寒さを緩和することができます。
そして、人はより快適に生活を送る為に冷暖房によって部屋の温度を調整します。
こうした快適な環境は、ハクビシンにとってもより一層過ごしやすいものといえるでしょう。
エサとなる生物が豊富な環境の為
家屋の暖かく涼しい環境は、ハクビシンだけでなくネズミ等の動物やゴキブリ等の昆虫にとっても過ごしやすく快適な環境です。
ハクビシンは、ネズミやゴキブリなどを捕食する為、過ごしやすい環境と豊富なエサがある屋根裏は、正に天国のような場所といえるでしょう。
屋根裏のハクビシンを追い出すには?
昼夜問わず屋根裏を徘徊するハクビシンには、困ってしまいますよね。
ハクビシンは体格が大きいので、就寝中にガサゴソと大きな音を立てられると睡眠の妨げにもなりますし、人によっては恐怖を覚える方もいるでしょう。
では、屋根裏のハクビシンを追い出すにどうしたらよいのでしょうか。
ハクビシンは、原則として駆除や捕獲をすることが「鳥獣保護法」によって禁止されております。
捕獲をする場合、お住まいの地域の市町村管轄の自治体や保健所へ申請が必要となるのです。
また、捕獲罠を使用する場合には、使用する罠に応じた資格も必要となります。
その為、ハクビシンへの対応策としては被害箇所からの追い出しがメインとなります。
屋根裏に巣くうハクビシンへの対応策を順番にご紹介しますので、参考にしてみてください。
獣除け線香を使った方法
獣除け線香は、似た名前の蚊取り線香と同じく渦巻状をした形状をした、獣除けに特化した製品です。
蚊取り線香と違い、獣除け線香には唐辛子の辛味成分である「カプサイシン」を配合しております。
この「カプサイシン」が練りこまれた獣除け線香に火をつけると、目と鼻を強烈な刺激臭が襲い掛かります。
この刺激臭をハクビシン等の害獣が嫌がり、耐えきれなくなり逃げていくといった仕組みになります。
注意点としては、煙が充満するまでは効果が十二分に発揮されないので、ハクビシンが逃げ出すまでに少々の時間が必要となります。
また、火を使うものなので、取り扱いには注意してください。
強い光を当てる方法
ハクビシンも含めて、夜行性の野生動物は強い光を嫌う傾向があります。
この性質を利用してハクビシンを追い出すことができます。
ハクビシンが巣くう屋根裏に、光量が強いLEDタイプのライトを設置しましょう。
強い光を嫌うハクビシンは、居心地の悪い屋根裏から逃げ出していきます。
ライトを設置する上で、点滅タイプや人感センサーを備えたライトであれば、尚効果的です。
屋根裏にハクビシンがいる時は業者に連絡を
屋根裏に巣くうハクビシンの退治方法をご紹介させていただきましたが、追い出すことに成功したとしても、暫くするとまた戻ってきてしまい、被害が再発してしまうこともよく耳にします。
屋根裏に棲みつき、被害を与える害獣の中でもハクビシンはネズミ等に比べて体格も大きく、人に対して危害を与える凶暴性も高く、非常に危険な動物でもあります。
野生の動物は大なり小なり病原菌を保持しているので、追い出す際に万が一噛みつかれたり引っかかれたりされてしまうと、ケガだけでなく何らかの感染症を引き起こす可能性もあります。
また、被害が長引けば家屋への悪影響を及ぼすことがあります。
糞尿や食べ残しが堆積することによって、天井裏の部材が腐ったり、悪臭やダニ、ノミといった衛生害虫の発生といった二次被害も散見されます。
ハクビシンを追い出すだけでなく、害虫の駆除防除や、家屋の補修まで発生してしまうと、費用が嵩んでしまうでしょう。
そうならない為にも、ハクビシンの被害にお困りの方は、まずは一度プロの専門業者へ
ご相談してみてはいかがでしょうか。