卵1個から30匹も!ゴキブリの産卵時期や見つけた時の対策をご紹介
皆さんゴキブリを家や近所で見かけたら、慌てて対処するかと思います。
見て見ぬふりをしたいところですが、とてもそのままにはできませんよね。
ゴキブリ自体の対処などはピンと来ると思いますが、その卵を見たことはありますか?
家でゴキブリ退治をした後も、もしかしたら家に卵が残っているかもしれません。
ゴキブリは単に気持ち悪いだけでなく、病原菌やアレルギーの元になります。
その卵も危険がありますので、そのままにしておくのは危険です。
今回は「ゴキブリの卵についてのことや、その産卵時期になど」をテーマに、
●ゴキブリの産卵時期・タイミングは?
●1つの卵から何匹のゴキブリが生まれる?
●ゴキブリの卵を対策する方法
以上の3つの項目について掘り下げて解説しますので、皆さんもぜひご一読ください。
ゴキブリの産卵時期・タイミングは?
ゴキブリがいつ産卵していつ生まれるのか、それを知っていないと対策もしにくいですよね。
ここでは産卵の時期について解説します。
産卵の時期はゴキブリの種類ごとに異なりはしますが、基本的に7月から10月の暖かい時期に産まれます。
そもそもゴキブリが活発になる時期は暖かい時期で、皆さんもよくゴキブリを見かけたり対策を取るのは主に夏場だと思います。
暖かく湿った場所を好みますので、寒い時期はそのような場所に特に隠れています。
しかし梅雨や夏場になるとゴミ捨て場などを中心に、あちこちで見かけますよね。
産卵もこの時期が活発になります。
一般的なクロゴキブリなら、1匹が一生で約10回程度産卵します。
飲食店などで見られるチャバネゴキブリはふ化まで1ヶ月ほどかかり、他のゴキブリより5回の産卵と少なめですが繫殖力とスピードの速さがあるため油断は禁物です。
しかも年中産卵します。
焦げ茶色の見た目のヤマトゴキブリはなんと一生で20回も産みます。
しかも繁殖期には5日おきに産卵するので非常に繫殖力が高いと言えます。
1つの卵から何匹のゴキブリが生まれる?
まずゴキブリの卵は7ミリから1センチ程度のサイズで、あずき色の見た目と形をしています。
またらんしょうと呼ばれる硬い殻にゴキブリの卵は覆われています。
ゴキブリの糞と間違えられてしまう事がありますが、サイズが違います。
糞も糞で赤痢菌やサルモネラ菌などを宿している可能性があり危険です。
糞は異臭がしますので、触ったり直接匂いを嗅いだりしないようにしてください。
卵は最大1センチ程度ですが、糞は2ミリ程度と大分小ぶりですので大きさの違いで解ります。
そんな卵の中に最大40個の卵が入っています。
一個の卵から40個からゴキブリが産まれ、更に産卵回数を考えると恐ろしい数が世に放たれるわけですねのでとても恐ろしいといえるでしょう。
ゴキブリの卵を対策する方法
そもそもゴキブリはどんなところに卵を産むのでしょうか。
先述したように、暖かく湿った場所を好み、更にエサがある場所を探します。
そうなると、ダンボールや本の隙間、洗面台やシンクの排水管周りや冷蔵庫、エアコンの裏や隙間辺りが該当してきます。
ゴキブリの種類によっても変わってはきますが、このような場所が該当しますのでしっかりとチェックしておくのが大事です。
予め怪しい場所を把握しておくだけでも、予防に繋がってきます。
もしも卵を見つけてしまったら以下のような方法で対処してください。
潰してしまおう
卵を見つけたら潰すという直接攻撃が一番効きます。
ただ素手でその場で潰したりは絶対しないでください。
そのまま潰すと、様々な細菌や病原菌に感染する危険もある上に中身が飛び散る可能性もあります。
必ず手袋を着用して素手で触らず、袋に入れてからトングなどの道具で行うようにしてください。
熱湯をかけよう
60℃以上の熱湯をかければ、卵は死んでしまうので有効です。
ただ熱湯をかける場所やその後の処理の問題がありますので、潰すよりも手間がかかるかもしれません。
ゴキブリが家にやってこなければ産卵されることもありません。
ですからゴキブリが家に来ない対策がそのまま産卵の対策になります。
とにかく家を掃除して衛生を保つこと、そしてゴキブリが家に侵入できないように隙間を塞ぐことが重要です。
そしてバルサンを炊いて寄せ付けにくくして、ゴキブリホイホイのような罠を仕掛けて置けばよりゴキブリと縁のない生活が送れるでしょう。