ゴキブリに噛まれた時の対処法は?症状や対策のまとめ
ゴキブリは噛むこともある!!
「ゴキブリが人を噛む」と聞いて驚かれた人も多いのではないでしょうか。
ゴキブリは雑食性の昆虫の為、何でも食べます。
植物や動物の腐肉、人が出した生活ゴミまであらゆる物を食べることができるのです。
そんなゴキブリが人に噛みつくのはどういう理由なのでしょうか。
ゴキブリも含め、昆虫は基本的に臆病な生き物です。
積極的に自分より大きな人間に襲い掛かる事はありません。
ゴキブリが噛みつく理由を幾つかご紹介しますので、噛まれる予防対策をしましょう。
夜間就寝時に噛まれる場合
ゴキブリは基本的に夜行性です。
日中は潜んでいますが、日没後3時間から4時間の間と夜明け前の1時間から3時間の間は一番活発に行動する時間帯になります。
この時間帯は多くの人は就寝しておりますが、ゴキブリは餌を探す為に活発に動き回るので、日中は近づかない人に対しても、就寝中は動かないので、人の身体によじ登ったり噛まれる危険性が高くなります。
エサを求めて噛まれる場合
ゴキブリが人に噛みつくのは、危害を加えようとしている為ではありません。
ゴキブリの生態として、自分の栄養源(エサ)を発見した場合に噛みつく習性があります。
人に噛みつく時も同じで、人の皮膚を栄養源や水分と認識してしまったということになります。
ゴキブリに噛まれた時の症状・対処法
ゴキブリに噛まれた場合、どうなってしまうのでしょうか。
凶悪な見た目と裏腹に、ゴキブリはハチやムカデ等とは違い毒を持っておりません。
しかし、「ゴキブリに噛まれて腫れたり、膿んだりしたことがある」という話もあります。
理由を幾つかご紹介しますので、参考にしてみてください。
雑菌によって腫れてしまうことがある
ゴキブリは、お伝えした通り毒は持っておりません。
その為、ゴキブリに噛まれた場合でも毒によってどうにかなってしまうという心配はありません。
しかし、ゴキブリ自身は普段から排水溝やホコリが多いような汚染された不衛生な環境で生息している為、噛まれた際に傷口を通して雑菌が侵入してしまうケースがあります。
噛まれた箇所が腫れたり、化膿してしまうのを防ぐ為、傷口を流水で綺麗に洗い流し、適宜抗生物質入りのクリームを塗布するようにしましょう。
アナフィラキシーショックを引き起こすことがある
「ハチに刺されてアナフィラキシーショックを起こした」
皆様もこのような話を耳にされたことがあると思います。
アナフィラキシーショックはハチだけでなく、ゴキブリに噛まれた場合でも起こりえる可能性があります。
呼吸困難や眩暈、全身の倦怠感などの症状が出た場合、素早く病院へ出向くか、動けないようなら救急車を呼ぶようにしましょう。
ゴキブリに噛まれないためには?
お伝えした通り、ゴキブリが積極的に人に対して危害を加えることはありません。
しかし、私たちが就寝している時までゴキブリに対して警戒をすることは大変困難を極めます。
では、ゴキブリに噛まれないためにはどうしたら良いのでしょうか。
ゴキブリ対策で重要になるのが、普段からゴキブリを生息させない環境を整えることが必要不可欠です。
1匹1匹、出たら駆除をしていくよりも、ゴキブリが出現しにくい根本的な対策を施す方が、長期的には効果があるといえます。
ゴキブリを発生させない環境づくりについてまとめましたので、参考にしてみてください。
目の届かない場所を積極的に掃除をしよう
ゴキブリは、人の目につきづらい場所を好んで生息しております。
例えば、家具の後ろや排水溝の中、物置等、普段人の目に触れない様な暗い場所です。
こうした場所を定期的に掃除をすることによって、ゴキブリのエサとなるホコリやエサもなくなるので、ゴキブリが発生しにくくなります。
ゴミ箱の対策をしよう
ゴミ箱はゴキブリにとって簡単にエサにありつける恰好の場所になります。
ゴミ箱に蓋をつける、小まめにゴミ袋を出す、ゴミ箱自体の清潔にするだけでゴキブリを寄せ付けません。
日頃から清潔にすることによって、ゴキブリを根本的に発生させない環境づくりができますので、皆様も是非実践してみてください。