トコジラミトラップの作り方！殺虫剤が効かない場合にも効果的な対策方法

皆さんトコジラミをご存知ですか？
南京虫や床虫とも呼ばれ、吸血する虫です。

トコジラミの成長にはとにかく血液が不可欠です。
幼虫からおおよそ1ヶ月前後だが、この期間も吸血の量や温度などに関わってくる。
この生まれてからこの間吸血の相手はとにかく人間です。

基本的に夜間に吸血する生き物で、昼間は光の届かないところに潜んでいます。
とは言え夜行性というわけではないので、日中に吸血行為を行う事もあります。

トコジラミに刺されるとトコジラミの唾液に含まれる成分で引き起こされるアレルギー反応により、かなりのかゆみが生まれます。
しかも厄介なことにこのかゆみがしばらく続くので注意しなければなりません。

今回は恐るべき「トコジラミ被害」をテーマとして、

●トコジラミには殺虫剤が効かない？
●トコジラミトラップの作り方
●トラップは発見器。駆除は業者に任せよう

以上の3つの項目について掘り下げて解説しますので、皆さんもぜひご一読ください。

トコジラミには殺虫剤が効かない？

室内で使用するわけですから、殺虫剤もなるべく安全なものを選びたいところですね。

安心安全に行きたいなら、蚊取り線香によく使用されているピレスロイド系の殺虫剤がオススメです。
個人で行うならこのピレスロイド系やデストロイド系がオススメです。

有機リンの殺虫剤もトコジラミには有効ですが、これは毒性強さから日本では入手が難しいです。
昔日本にいたトコジラミにはこれらの市販の殺虫剤が効きましたが、近年のトコジラミは殺虫剤などの薬剤に免疫がついてしまったようで死滅しません。

東京都での調査でなんと9割のトコジラミのDNAから薬剤の耐久の証拠がでできました。

ですので市販の薬品ではなかなかトコジラミを駆除するのが難しいわけですね。

またトコジラミは殺虫剤を上手く回避する能力もあり、カーペットや畳の隙間など殺虫剤が届きにくい場所に潜んでいます。

殺虫剤で駆除しにくく、見つけにくいトコジラミをどうやってみつけるのか。
そんな時はトコジラミトラップを仕掛けて行きましょう。
トコジラミトラップとは、そのままトコジラミを捕まえるためのトラップです。

ここではトコジラミを捕まえるトラップのつくり方をご紹介します。

下記のものをご用意ください。

●お砂糖150グラム
●イースト菌30グラム
●水1,5リットル
●犬のエサ入れのような口が広くそこそこの深さの入れ物

砂糖とイーストを水で混ぜて、器に入れてセット完了です。
この簡単に作れるトラップにトコジラミは引き寄せられます。

トコジラミは二酸化炭素により誘われて、寝ている人の血液を吸いにやってきます。
この性質を利用して、砂糖とイーストを混ぜることで発生する二酸化炭素でトコジラミをおびき出そうというものです。

くぼみのある器を使用すれば、一度入ったトコジラミは抜けさせなくなります。

このトコジラミトラップですが、トコジラミを発見するのに有効ですがこれで完全に駆除しようとするのは難しいです。

もし家中にトコジラミがいるとして、このトラップだけで全てのトコジラミを捕まえるのは非常に困難です。
しかしこのトコジラミトラップで早期発見することは可能です。

トコジラミ駆除は専門業者に相談するのが最善の方法です。
このトラップはあくまでもトコジラミの『発見器』だと思ってください。

トコジラミを死滅させる最も有効な手段は熱です。
一般的に80℃以上で死滅するといわれてます。
トコジラミの駆除専門業者なら、専用の熱処理機器でトコジラミを一網打尽にしてしまいます。

家にトコジラミがいると分かったら、まずは専門業者に御見積書の依頼から行いましょう。
一般的に1Rなら40,000円程度から、2DKになってくると約100,000円程度からがおおよその相場になってきます。

これらの金額からあまりにも離れてくると適正な価格か怪しいので、何社かから御見積書を取ることをオススメ致します。
またトコジラミ専門業者というのもそうありません。

害虫駆除を行っている業者が多いので、トコジラミ駆除が初めてでないかどうかも選ぶポイントになってきます。

トコジラミにお困りの方はトコジラミ駆除業者に相談してみてはいかがでしょうか。