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どこからくる?トコジラミ(南京虫)の発生原因と対策をご紹介

「なんか最近痒いなぁ……」
「虫刺されなのか……アレルギーなのか……」

もしかしたら現代の小さな吸血虫、トコジラミかもしれませんよ!

日中や明るい時は姿を隠していますが、夜になるとどこからともなくやってきてあなたの血を吸う様は、まるでヴァンパイアですね。

血を吸うだけでなく、発疹を伴ったり激しい痒みに襲われたり個人差があるもののかなりの被害を受けてしまいます。
今日はそんなトコジラミについて見ていきましょう。

トコジラミはどこから発生する?

さて、トコジラミは夜になるとどこからともなくやってきますが、そもそもどこが発生源なのでしょうか。

トコジラミは海外、特にイギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどの国で大流行しました。
特にオーストラリアでは2000年代前後にトコジラミ被害が凄まじく、あらゆる場所で大発生したそうです。

日本では海外旅行や出張の際に、現地の宿泊先から衣類や荷物などにつけて持って帰ってきてしまうケースが多く、国内外への移動の増加とともに被害件数が増加しております。

トコジラミは暗く、暖かく、適度な湿度がある空間を好みます。
数値で表すと、気温25度、湿度60%以上が最適といわれているので、人が暮らす家の中は、トコジラミにとっても快適な環境と言えるでしょう。

ベッドや布団、押入れに潜伏している可能性大!

居心地の良い環境下で、夜間、我々が寝静まった後に現れて吸血するので、とても厄介な害虫です。
ベッド周辺や押し入れが、トコジラミが潜伏している可能性の高い場所になります。

トコジラミは長い距離を移動することがほぼないため、効率よく吸血できる場所に潜伏するのです。

トコジラミを発生させないための対策

私たち人間の生活を脅かすトコジラミを発生させないように、基本となる予防法をご紹介致しますので、被害状況に応じて参考にしてみてください。

畳やベッドなど、トコジラミが潜みやすい場所にこまめに掃除機をかけよう

トコジラミは暗く狭い場所を好みます。
畳やベッドはもちろんのこと、カーペットやカーテンの隙間、またタンスの中も要注意です。

夏季は定期的に殺虫剤を隙間に散布、注入しよう

夏は特に繫殖しやすい季節です。
発生しやすい特に隙間に殺虫剤をかけておくと予防に繋がります。
埋めてしまうのも手ですが、そうでないなら殺虫剤の使用をオススメします。

布団周辺の整理整頓をしっかり行おう

布団がトコジラミの主な発生場所の一つです。
掃除機のかけやすい環境を整えて、不要なものなどはキチンと処分するようにしましょう。
清潔な状況を作ることが大切です。

これらに加えてそもそも自宅にトコジラミを持ち帰らないことが大切です。
外泊した際に、ベッドなどにトコジラミが潜んでいる可能性があります。

荷物についてしまわないように、大きな袋などに荷物をいれて入られないようにするのも有効な手段でしょう。
また、外出時に着た衣類は袋にいれて持ち帰ったら洗濯乾燥をしっかりと行うとより万全です。

トコジラミ被害は害虫駆除業者に相談を

トコジラミ被害の対策方法についてご紹介をしましたが、トコジラミは不衛生な場所が発生源ではありません。
既に発生している場所からやって来るので、そもそも効果的な予防はないという意見もあるほどです。

結果的に専門知識を持たない人にはトコジラミの駆除や対処は難しいと言わざるを得ません。

しかしながら、放置すれば放置するほど被害は悪化の一途を辿ってしまいかねません。
そのため、早期に専門業者に依頼することをオススメします。

これから駆除を頼もうとする方に、目安としてお伝えしたいのが、駆除にかかる費用相場です。
駆除にかかる費用は、1部屋で15,000円くらいからが相場となります。
被害状況や部屋のサイズによるので、まずは何社からか見積を取るようにしましょう。

トコジラミ駆除の流れ

1: 現地での調査
2: 見積書の提示及び、内容説明
3: 被害場所への薬剤の散布
4: トコジラミと巣としている場所の卵・幼虫の駆除
5: 後掃除と殺菌作業

金額は高くなってしまいますが、再発防止を防ぐ施工も含めてもらうと良いでしょう。
せっかく費用をかけて駆除しても、再発してしまったら元も子もありません。

駆除を検討されている方は、少し多めに費用を見積もっておくと良いでしょう。
相見積もりを取るのも手です。

トコジラミにお悩みの方は、害虫専門業者に依頼してきっちりと駆除をして厄介な害虫から解放されましょう!

駆除可能な害虫害獣