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トコジラミの卵を死滅させる温度は?孵化する前に知りたい対策まとめ

家のなかでトラブルをおこす害虫といえばゴキブリやダニ、ノミ、そしてトコジラミが挙げられるでしょう。

トコジラミは別名で「南京虫」とも呼ばれ、江戸時代に海外から日本国内へ持ち込まれたことからそう呼ばれています。
トコジラミはエサとして、人を含めた動物の血液を吸血し生きています。
吸血されると、非常に激しいかゆみや赤味、アレルギー症状が出る場合もあるため、注意が必要です。

日本国内においては近代までは身近な衛生害虫でしたが、戦後から数を減らし被害報告も減少傾向でした。
しかし、近年インバウンド需要などで国内外を行き来する人の数が増えたのも相まって、増加傾向にあります。

今回は、そんなトコジラミについて「卵」にフォーカスを当てて解説しますので、ぜひご一読ください。

トコジラミの卵の特徴

トコジラミは繁殖能力がとても高く、交尾後約1週間弱で産卵を開始します。
1日に5個から8個ほどの卵を産み落とし、1匹のメスは生涯に300個から500個ほど産卵することが可能です。

産み落とされた卵は1週間程度で孵化し40日ほどの期間を経て成虫となります。
吸血できなくても1年近く生きることができるので飢餓にも強く、繁殖力旺盛なため爆発的に増加してしまうため、とても厄介な害虫といえるでしょう。

トコジラミの卵の特徴についてまとめましたので、皆さんも警戒するようにしてください。

卵の大きさ

トコジラミはとても小さく、成虫でも大きさは5ミリ~8ミリほど、卵にいたっては1ミリほどと凝視しなければ肉眼で確認するのが難しいほど小さいです。

卵の色

卵の色は、透明に近い乳白色をしています。
そのため、卵が産み付けられた場所によっては、見分けが付きづらく厄介といえるでしょう。

卵を産む場所

トコジラミは、目立ちにくく、温度変化が少ない暗がりに卵を産み付ける傾向があります。
家屋内の場合、家具や柱の裏側や隙間、割れ目、マットレスの裏側や縫い目、ベッドの木製フレームの隙間などに産卵することが多いです。

トコジラミの卵を死滅させる温度は?

トコジラミの卵を撃退するにはどのような方法があるでしょうか。

近年は、薬剤耐性を身に着けたスーパートコジラミの出現もあって、駆除に非常に苦労するトコジラミですが、トコジラミも含めた昆虫類は熱に弱いという弱点があります。

一般的に60度ほどの温度で死滅しますが、50度ほどでも10分以上曝すことで死滅します。
一般のご家庭で対処する方法をいくつか紹介しますので、皆さんも実践してみてはいかがでしょうか。

スチームアイロン

和室の畳や寝室のベッドやマットレスなど動かすことがなかなか難しい場所では、60度以上の高温にしたスチームアイロンが効果的です。
畳やベッド、マットレスの表裏、まんべんなくアイロンを当てるようにしましょう。

乾燥機・乾燥機付洗濯機

布団や衣類の場合は、乾燥機付洗濯機や乾燥機を使って、高熱処理をしましょう。
10分程度熱に曝した後、死滅した卵や成虫はアレルギーの原因となるので掃除機で吸うようにしてください。

真夏の車の中

真夏の炎天下に置かれた車の中はとても高温になり、車内温度は70度を超えることもあります。
そのため、乾燥機やスチームアイロンがないというご家庭においては、真夏限定の方法ではありますが車中で高熱処理をするという方法がオススメです。

トコジラミの卵は孵化する前に業者を呼ぶのが吉

お伝えしたとおり、トコジラミは成虫も卵もとても厄介な衛生害虫です。

トコジラミに吸血されることによって、かゆみと発赤、丘疹が出てしまったり、アレルギーが原因となったアトピー性皮膚炎に疾患してしまうこともあり、人によっては夜も眠ることができないほどの苦痛を伴うこともあるほどです。
トコジラミの卵は、薬剤が効きづらいケースが多く、前述した高熱処理や吸引、冷血処理など物理的な対策を取る必要があります。
根本的に対処できなければ、しばらくの期間を経て再び増えてしまうので、時間ばかり浪費しかねません。

大事な家族やペットを守るためにも、目の前のトコジラミの成虫だけでなく、うまく隠れているトコジラミや卵も丸ごと一網打尽に駆除対策をしてくれるようなプロの専門業者に一度相談してみてはいかがでしょうか。
 

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