家の中にきた蛾の対処方法!室内で今すぐできる退治方法をご紹介
皆さんは、家の中に蛾が侵入してきて困った経験はありますか?
蚊などの小さな虫ならいざ知らず、あんなに大きいのに家の中でバタバタと飛ばれたらと思うと恐ろしいですよね。
捕まえようとしても、何処かに隠れてしまったりいつの間にか消えてしまいます。
早く家から出さないと気が気でないですよね。
今回は、そんな蛾が家にやってきてしまった時の対処法について紹介しますので、ぜひ一度ご覧ください。
家の中に入ってきた蛾を放置するリスク
そもそも蛾がうちにいるというのは気持ちが悪いと思いますが、本当に困るのは家の中に卵を産み付けられてしまうことです。
産み付けられる可能性があるのは、やはり幼虫の餌になるものがあるところです。
幼虫の餌として考えられるものとして、具体的には米やかつお節、ペットフードや衣類などです。
冷蔵庫にいれていない常温保存の食品はしっかりと封をするようにしてください。
他には、外に干した布団や衣類などの洗濯物に産み付けられてしまうというパターンもあります。
卵を産み付けられたまま知らずにクローゼット内などに収納してしまうと、孵化した幼虫が溢れかえり大変な状態になってしまうので、特に気を付けましょう。
蛾が家の中に入ってきた時の対処・退治方法
何かの拍子に部屋に侵入されてしまったら虫が苦手な方には、絶望的な状況といえるでしょう。
蛾は、特定の種類を除いて基本的に無害とはいえ、放置することもできません。
蛾の対処方法として確実で手早いのは打撃です。
ハエたたきや丸めた新聞紙などで直接叩いてしまうのは、短時間で済むので効果的といえるでしょう。
直接叩くのが苦手な方には、ホームセンターなどで購入することができる市販の蛾・蚊用の殺虫剤を使用する手もあります。
ただし、これらの方法をとった場合、以下のようなマイナスの可能性が生じます。
●空振りして何処かに移動される、暴れられる
●仕留めきれず反撃にあう
●殺虫剤をかけて暴れられる
●叩いて絶命させても後始末をしなければならない
蛾を倒そうと考えている方は、こうしたデメリットを考慮したうえで対処するようにしましょう。
虫が苦手な方は無理をせず、得意な方に任せるか穏便に外に出て行ってもらうような対策方法を取ることが最善です。
倒さずに追い出すための方法をまとめたものを紹介しますので、虫が苦手な方はこちらの方法をお試しください。
部屋の電気を消す
蛾に限らず虫は光に向かって行き、これを「走行性」と言います。
侵入してきた部屋で電気がついているとなかなか動きません。
部屋の電気を消して、窓などを開けてみましょう。
外の明りに向かって出て行ってくれる可能性があります。
箱を使って追い出す
ある程度のサイズと立体感のある箱とビニール袋を用意しましょう。
壁や床に蛾を誘導してください。
蛾は直接的な危害を加えなければ暴れないので意外と簡単に箱をかぶせることができるでしょう。
箱の中に入れることができればビニール袋に壁と箱の間に滑りこませて、うまく袋の中にいれてしましましょう。
そのまま袋をしばってしまえば終了です。
後はその袋を外に持っていき、蛾を外に解放してサヨナラしましょう。
家の中に蛾を入れないための対策方法
ここまで蛾が侵入してきたときの対策をご紹介しましたが、そもそも家に蛾を入れないようにするのが当たり前ですが最善です。
最後に家の中に蛾を入れないようにする方法をご紹介しますので、皆さんも実践してみましょう。
窓の開け方に気を付ける
網戸を閉めていても蛾は侵入してきてしまいます。
蛾に限ったことではありませんが、網戸と窓のちょっとした隙間からでも侵入することが可能です。
隙間のできない開け方をして侵入を防ぎましょう。
カーテンを閉める
これも蛾に限らずですが、虫は光に寄ってくる性質を持つため、部屋の光に誘われて窓や網戸にふらふらと寄り付きます。
夜はカーテンを閉めて、そもそも虫が寄ってきにくい状況にするといいでしょう。
蛾の嫌がるものを散布しておく
玄関やベランダなどに、虫が嫌う臭いのものを撒いておけばそもそもやってくる危険が下がります。
虫が寄ってこなくなるスプレーを使用すると一定期間蛾に限らず虫が減るでしょう。
ベランダの網戸や玄関周り、照明などにかけておくのが効果的です。
また、部屋の中で虫の嫌うアロマやキャンドルを焚くと部屋が華やいだ香りに包まれつつ、虫の侵入を拒めるので、一挙両得といえるでしょう。