庭の蚊を撲滅したい!屋外のヤブ蚊・ブヨを退治するための対策まとめ
「ガーデニングをしているといつの間にか蚊に刺される」
「夕方すぎになるとやぶ蚊の大群がいる」
冬も終わり、だんだんと暖かくなってくると、そろそろ蚊が出没する季節になります。
特にお庭がある戸建て住宅、アパート・マンション1階にお住まいの方は、庭の蚊に悩まされる方が多いです。
刺されて痒くなる不快感はもとより、人によっては羽音を聞くだけでもストレスを感じるという方もいるのではないでしょうか。
今回は、庭に蚊が発生する原因、駆除・対策方法について紹介しますので、ぜひ一度ご覧ください。
庭に蚊が発生する原因
蚊が大量に発生してしまうのはなぜでしょうか。
蚊は水の中に産卵するため、水辺や水たまりなどに集まりやすいです。
ほんの少しの水分でも蚊の幼虫は生息することができるので、水辺がないようなご家庭のお庭でも発生してしまう可能性があります。
今回は、庭に蚊が大量に発生してしまう主要な原因をいくつか紹介しますので、ご自宅の状況と照らし合わせてみましょう。
庭に置いたままのバケツ
長年庭に置いたままのバケツや鉢植えはありませんか。
こうした容器に雨水が溜まると、そこから蚊が湧いてしまう恐れがあります。
必要ない容器は処分するか物置に片づけるようにしましょう。
ビオトープやスイレンの水
お庭で大きな瓶に水をためて作ったビオトープやスイレンの鉢の水が原因で蚊を呼び寄せてしまうことがあります。
こうした水は、定期的に捨てるようにして対処しましょう。
季節にもよりますが、1週間に1回の頻度が目安です。
メダカなどを飼っている場合は、涌いたボウフラを食べてくれるので、蚊が発生する心配をしなくても良いでしょう。
側溝・雨どい
側溝や雨どいも蚊が大量発生してしまう可能性が高いポイントの1つです。
清掃が行き届いていない側溝や雨どいは、砂や木くずなどが溜まってしまうことが多く、雨が降った際排水がスムーズにいかないことがあります。
常に湿り気を帯びている側溝や雨どいは、蚊が集まりやすい環境になってしまうので注意が必要です。
外用のゴミ箱
外にゴミ箱を設置しているお宅は、蚊が発生してしまう可能性があります。
密閉できるタイプのゴミ箱であれば問題ありませんが、そうでないタイプの場合ゴミ箱の底に雨水が溜まってしまう恐れがあるので、定期的な清掃をするようにこころがけましょう。
生い茂った庭木
蚊は日陰や湿った場所を好みます。
そのため、生い茂り日差しの当たらない庭木の周りは絶好の環境といえます。
庭の蚊を駆除・対策するには?
庭に発生した蚊を効率よく駆除・対策するにはどうすればよいでしょうか。
今いる蚊を駆除するのはもちろんですが、根本的に発生させない環境づくりが欠かせません。
今回は、一般の方でも実践可能な方法をいくつか紹介しますので、状況に応じて実践してみてください。
防虫グッズを設置しよう
スプレー、ジェル、タブレットなど様々なタイプの防虫グッズがホームセンターに並んでいると思います。
こうしたグッズを使うのも1つの方法といえるでしょう。
虫よけハーブを植えよう
防虫効果があるハーブを植えることによって、蚊を撃退することができます。
シトロネラやゼラニウム、ユーカリなどホームセンターの園芸コーナーで購入することができるので、オススメです。
庭・側溝・雨どいの手入れをしよう
前述のとおり、草木が生い茂った庭や清掃の行き届いていない側溝、雨どいは蚊の温床になりかねません。
庭木の伐採や剪定、雑草の草刈り、落ち葉の処分、側溝・雨どいの清掃を定期的に行うことで蚊の発生を抑制することができます。
庭の蚊が大量発生した時は業者に相談を
今回は庭の蚊が発生する原因と駆除対策方法について紹介しました。
蚊を大量発生させないためには、日ごろからの手入れが欠かせません。
しかし、長年放置してしまいお手入れが行き届いていない庭木の伐採剪定や草刈り、芝刈りをするのは、とても労力がいる作業といえるでしょう。
また、草刈り機やノコギリなど用具がそろっていないというお宅は、準備からスタートになります。
まずは、ご自身で対応してみた上で本当に困ったらプロの専門業者へ相談してみてはいかがでしょうか。
プロの専門駆除業者であれば、こうしたお悩みに対して適切な解決方法を提示してくれるはずです。