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カラスや猛禽類だけ?ムクドリの天敵・嫌いなものをご紹介

皆さんは「ムクドリ」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。

「黄色のクチバシでコロコロしててかわいいな……」
「害虫を食べてくれるから良い鳥だよ」
「すごい数で集まって、ギャーギャーとうるさいし、フンも酷くて困ってしまうよ……」

このように、ムクドリは「益鳥」と「害鳥」と両方の側面を持つ鳥類のため、人によっては印象が大きく異なることでしょう。

田園風景が広がる農村部から高いビルが雲を貫く大都市圏まで幅広く生息するムクドリは、近年大きな社会問題となっています。

今回は実は厄介な「ムクドリ被害」をテーマとして、

●ムクドリの天敵は?
●ムクドリの嫌いなもの
●ムクドリを退治するなら業者に頼るのがおすすめ

以上の3つの項目について掘り下げて解説しますので、皆さんもぜひご一読ください。

ムクドリの天敵は?

日本全国に幅広く生息するムクドリですが、天敵はいるのでしょうか。

ムクドリは体長が25センチほどとスズメとハトの中間ぐらいのサイズをした野鳥です。
そのため、ムクドリより大きな肉食性の動物が天敵といえるでしょう。

野生化においてポピュラーな天敵は、

●カラス
●フクロウ
●トビ
●タカ
●ヘビ
●ワシ
●ネコ

など、複数種類存在します。

では、なぜ近年になって騒音やフン被害が報道されるようになったのでしょうか。

それは、市街地におけるカラスやタカやワシのような猛禽類の減少が挙げられます。
捕食者の減少は、ムクドリによってより住みやすい環境となるため、必然的に都市圏においてムクドリの生息数が増加している要因といえるでしょう。

ムクドリの嫌いなもの

ムクドリが巻き起こす「フン害」や「騒音」は、私たち人間を大いに悩ませます。
「一日も早く何とかしたい」と考える方も少なくないでしょう。

では、ムクドリは何を苦手としているのでしょうか。

ここでは、「ムクドリの嫌いなもの」も紹介しますので、皆さんも対策を講じる際の参考にしてみてください。

大きな音が苦手

ムクドリも含めて野生動物は「大きな音」を嫌う傾向があります。
そのため、ホームセンターで購入することができる「爆音器」などを使ってムクドリを追い払うことが可能です。

注意点としては、ムクドリが慣れないように他の対策グッズと併用して交互に使用することと、住宅密集地などでは騒音トラブルに成りかねないため、使用には注意しなければなりません。

キラキラ光るものが苦手

キラキラと不規則に光るものをムクドリは苦手とします。
そのため、ホームセンターで購入することができる「防鳥テープ」などを使ってムクドリを追い払うことが可能です。

ムクドリが多く集まる場所に防鳥テープを張り巡らし、ムクドリの接近を抑止するようにしましょう。

人間が苦手

ムクドリも含めて野生動物は人間を苦手としています。
しかし、四六時中私たち人間が立っているわけにはいかないため、マネキンや案山子を設置するようにしましょう。

マネキンや案山子は人間に似ていれば似ているほど効果が高いため、服を着せたり、カツラを被せたりアレンジするのも良いでしょう。

設置したままでは、しばらくするとムクドリが慣れてしまうため、定期的に位置を変えたり、服装を変更するようにして、効果が持続するように対策してください。

ムクドリを退治するなら業者に頼るのがおすすめ

ムクドリも含めた害鳥の対策はとても難易度が高いため、根気よく実施する必要があります。

また、ムクドリを含めた野鳥は、「鳥獣保護管理法」の保護下にあるため、資格や許可を有していない場合、駆除や捕獲をすることが禁じられています。

万が一、資格や許可なく捕獲や駆除をしてしまった場合、「1年以下の懲役または1,000,000円以下の罰金」に処されてしまう恐れがある為、注意しなければなりません。

そのため、一般の方がムクドリ対策を実施する場合、対策方法が限定されてしまうこともあり、対策難易度が上昇傾向にあります。

害獣害鳥専門業者ならば、こうした制約もないため、確実性の高い対策を実施してくれます。

気になる費用ですが、被害状況や対象の広さ、施工内容によって上下しますが、平均費用相場としては、「50,000円から300,000円」ほどとなっています。

ムクドリ被害でお困りの方は、まずはお近くの専門業者に相談してみてはいかがでしょうか。
 

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