朝からうるさい!鳩の鳴き声対策と撃退方法をご紹介
「朝早くからどこからともなく鳩の鳴き声が聞こえてくる……」
「鳩を追い払ってもまた戻ってくる。どうしたらいいのか……」
鳩も含めて鳥の被害で注目されるのはフンによる被害ですが、次いで多いのが鳴き声による「騒音被害」です。
朝早くから鳩の鳴き声に起こされてしまうと、イライラしてしまいますよね。
それが毎日続けば、人によってはノイローゼになってしまうかもしれません。
今回は、そんな鳩の鳴き声被害について、なぜ朝に鳩が鳴くのか、うるさい時の対策方法について紹介しますので、ぜひ一度ご覧ください。
鳩が朝にうるさくなるのはなぜ?
「ポーポー」と鳴きながら首を前後にゆすりながら歩く動作は、人によっては愛らしく感じるかもしれません。
しかし、朝早くから毎日のようにうるさく鳴かれてしまうと、辟易してしまいますよね。
そもそもなぜ鳩は朝にうるさく鳴くのでしょうか。
実は、鳩はむやみやたらに鳴いているわけではなく、様々な意味があって鳴き声を上げているのです。
我々人間が早朝にうるさく感じてしまうのは、朝早い時間はまだ人間による社会活動が少ないため、鳩の大きな鳴き声がよりピックアップされてしまうことが理由として考えられます。
鳩たちが鳴く理由について紹介しますので、ご覧ください。
縄張り争いによるもの
鳩も含めて鳥類は縄張り意識が強く、他の鳩が自分の縄張りに入ることに対して、とても敏感です。
そのため、縄張りに侵入した鳩を追い出すために警告や威圧の意味を込めて大きな声で鳴きます。
オスからメスへの求愛によるもの
鳩は繫殖能力がとても高く、1年中季節関係なく繁殖活動を行うことが可能です。
オスは意中のメスにアプローチをするため鳴き声をあげるため、他のオスとの鳴き声合戦に発展します。
仲間とのコミュニケーション
鳩は数羽から数十羽単位で群れを形成します。
我々人間が言葉を使い会話するのと同じく、鳩も鳴き声を上げてコミュニケーションを取ります。
鳩の鳴き声がうるさい時の対策
前述のとおり、鳩は実は1日中鳴き続けますが、早朝に鳴くのはやめて欲しいですよね。
ではどうしたら、鳩のうるさい鳴き声をやめさせることができるでしょうか。
鳩を含めて野鳥は「鳥獣保護管理法」によって狩猟が禁じられています。
この法律に違反して野生の鳥獣を捕獲や駆除した場合は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられてしまうので要注意です。
今回は「鳥獣保護管理法」に違反しない範囲での対策方法について紹介しますので、参考にしてみてください。
防鳥ネットを張ろう
ベランダでの鳩被害にお困りの場合は、防鳥ネットを張って物理的に侵入されないように対策しましょう。
外観の見栄えが悪くなりますが、効果は抜群です。
隙間なくネットを張らなければ鳩が侵入してくるので注意しましょう。
ワイヤーを張ろう
「防鳥ネットは見栄えが悪いしちょっと……」
という方は、手すりの上にワイヤーを這わせましょう。
防鳥ネットに比べて効果は限定的ですが、外観の見栄えはあまり損なわれません。
剣山を設置しよう
室外機や軒上などに鳩がよく居着いてしまう場合、ホームセンターなどで購入することができる害鳥対策用剣山を設置しましょう。
剣山を設置することにより、物理的に鳩が降り立つことができなくなりますので、効果的です。
鳩がうるさくて我慢できない時は業者に相談を
「自分で鳩対策をしたが芳しい効果がでない」
「しばらくは大丈夫だったが、最近また鳴きだした」
こんな状態に陥ってしまった方は、プロの専門業者に相談してみるのも良いかもしれません。
お伝えしたとおり、鳩は「鳥獣保護管理法」によって捕殺が規制されています。
そのため、一般の方が対応するのは限界があります。
しかし、鳩の被害が長引いてしまうと騒音被害によるストレスだけでなく、フン被害による家屋へのダメージ、アレルギーなど人体への悪影響を及ぼす場合もあるので、できるだけ早めの対策が肝心といえます。
鳩の騒音被害にお困りの方は、害鳥対策を行うプロの専門業者に一度相談してみてはいかがでしょうか。