ツバメを逃したい!室内に迷い込んだツバメの逃し方を徹底解説
皆さん最近ツバメを見ましたか?
ツバメは3月頃に東南アジア周辺から、日本各地へやってきて4月に繫殖期を迎えて10月ごろまでそこで暮らしまた帰って行きます。
ですので、今まさに日本各地で暮らしているわけですね。
お店や家屋の軒先で巣を見かけることもあるのではないでしょうか。
ツバメの巣から顔を出すヒナたちや餌を運んでくる親鳥の姿はけなげで可愛いですね。
ツバメの巣ができる家や店は人の行き来が多いとの理由から演技がいいと、古くから言われています。
このようにツバメはいいイメージが多いですが、巣が出来ると巣の材料で周辺が汚れてしまったり、ツバメの糞の被害やノミダニの二次被害があるのも事実です。
またツバメが家屋に迷い込んでしまうこともあります。
今回は室内に迷い込んだツバメの対処方法について、掘り下げて解説しますので、ぜひご一読ください。
室内に迷い込んだツバメの追い出し方
自分の家屋の軒先にツバメの巣ができていたりすると、ドアを開けた瞬間にツバメが部屋に侵入してきたりします。
ツバメは小柄ですし、何より俊敏ですので一瞬で入って来てしまいますし一度侵入してしまうと部屋の隅の高いところに行ってしまいます。
そんなツバメを放っておくと部屋の中を飛び回ったり、糞や羽などが散乱したりと被害が出てしまいます。
室内に迷い込んでしまったツバメは早く外に逃がしたいですよね。
まずは窓を一か所だけ開放しましょう。
窓を開放したら、部屋のカーテンを閉めて、室内の電気を消してなるべく暗くしましょう。
ツバメは明るい方に飛んでいく習性があるので、開けた窓が出口だと認識しやすくなります。
自分でできるツバメを寄せ付けない対策
いくら縁起がいいとは言え、巣を作られてしまうとツバメが家に侵入してきたり糞の被害がありますので出来る事なら寄せ付けないに越したことはありません。
ここでは自分でできる対策をいくつかご紹介致します。
キラキラしたものを設置しよう
鳥類は、キラキラと反射するものに反応を示します。
畑などでCDが何枚も吊り下げられているのを見かけたことがある方もいるのではないでしょうか。
こうしたキラキラしたものはカラスやスズメ対策で活用されますが、ツバメにも有効的です。
ガムテープを貼ろう
巣を作られてしまった箇所周辺にガムテープを貼ってみてください。
ガムテープを貼ることにより、壁面がツルツルすることになります。
こうしてしまえばツバメが巣の材料となる泥などを壁につけることができなくなります。
紐をたらしておこう
ツバメは当たり前ですが、巣の場所まで飛行してやってきてまた材料を飛んで取りに行きます。
ですので、軒先に紐を邪魔になるようにたらしておくとツバメは飛びにくいと判断して、そこに巣を作ることを諦めることになるでしょう。
物理的にツバメが巣を作ることを妨害することが一番の近道となります。
ツバメの糞害にお困りなら業者に相談を
ここまで色々な対処法などをご紹介してきましたが、実際ツバメの巣を撤去するとなるとまず高所となるので脚立などを使用する高所での作業となります。
素人が行うには少し危険が伴うので注意が必要です。
また巣や糞にはダニや病原体などの菌が繫殖しており不衛生です。
それらをせっかく除去しても、家に持ち込んでしまっては意味がありません。
巣ができて撤去を行いたいなら専門の業者に依頼することをオススメいたします。
害獣対策のできる専門業者なら、撤去するだけでなくその後の消毒作業までしっかりと行ってくれることでしょう。
ツバメは自分が生まれた場所に帰ってこようとする帰巣本能がありますので、再び同じ場所にやってくる可能性もあります。
専門業者ですとそういった対策やアフターフォローもありますので安心でしょう。
ただし、巣に卵やヒナがいる場合、「鳥獣保護管理法」により資格や許可なく捕獲や駆除をすると「1年以下の懲役または1,000,000円以下の罰金」に処せられてしまう対象となりますので、ツバメが巣を作り始めたら早めに専門業者に依頼する必要があります。
あなたがお住まいの地域に対応可能かを聞いた上で最低3社以上から相見積もりを取って業者を選定すると費用を抑えることができます。
ツバメは毎年決まった時期にやってきます。
もし自分の家やすぐ近くにやってきたら、早めにプロの専門業者に相談してみてはいかがでしょうか。