もうイタチが来なくなる!イタチを寄せ付けないための対策・退治方法まとめ
「天井裏にイタチが棲み付いている気がする……」
「追い払ってるのに床下にイタチが潜り込もうとする……」
近年、都市部でも増えているイタチ被害。
床下や屋根裏などに棲み付かれてしまうと、糞尿による家屋の汚損、腐食やダニやノミなどの衛生害虫被害など、さまざまな悪影響を及ぼす危険性があります。
そこで、今回は厄介な「イタチ被害」をテーマに、
●家にイタチが来てしまう原因
●イタチが来なくなる方法は?
●イタチを来なくするなら業者に相談を
以上の3つの項目について掘り下げて解説しますので、皆さんもぜひご一読ください。
家にイタチが来てしまう原因
「近くに大きな川もあるのに、どうしてわざわざウチに棲み付くんだろう……」
イタチに被害に遭っている方は、「どうしてウチなの!」と思ってしまいますよね。
なぜイタチは住宅内に棲み付くのでしょうか。
イタチはもともと池や河川などに集まる小動物や昆虫を捕食するため水辺の近くで生息していました。
しかし、近年は自然災害が高い頻度で猛威を振るうようになったため河川の付近では暮らしづらいうえ、災害復旧、対策工事により住処を追われることも増えました。
そうした状況を背景に、イタチの市街地への進出が始まります。
そこで、イタチは高気密の近代住宅という「夏は涼しく冬は暖かい」最適な環境を発見するに至ったのです。
人家の天井裏や床下は、イタチにとっては快適で安全な住処にうってつけであり、安心して子育てができ、エサの確保も容易のため、近年社会問題となりつつあります。
イタチが来なくなる方法は?
イタチを追い払い、二度と来ないようにさせるにはどうしたら良いのでしょうか。
プロの害獣駆除業者に頼むのが一番確実といえますが、人によっては「まずは自分でなんとかしたい!」という方も少なくないでしょう。
ここでは、一般の方でも実践可能な対策方法を紹介しますが、その前に注意しなければならない事項をお伝えします。
それは、「鳥獣保護管理法」です。
鳥獣保護管理法とは、野生動物の保全を目的とした法律で、資格や許可を持たない者が駆除や捕獲をしてしまうと「懲役1年以下もしくは罰金1,000,000円以下」の刑に処されてしまいます。
今回は、鳥獣保護管理法に違反しない形での対策方法を紹介しますので、皆さんも参考にしてみてください。
獣除け線香を使おう
蚊取り線香に似た獣除け線香を使ってイタチを追い払うことが可能です。
獣除け線香はホームセンターでも簡単に購入することができます。
この獣除け線香を床下や天井裏などイタチが巣くう場所に設置しましょう。
獣除け線香にはカプサイシンというトウガラシの成分が配合されており、目に染みる刺激臭を持ち、イタチへも効果抜群です。
センサーライトを設置しよう
夜行性で警戒心が高いイタチには物の動きで光るセンサーライトが効果的です。
光に驚いたイタチを追い払うことが可能です。
光量の強いLEDライトを使用するようにしましょう。
クラッカーを使おう
夜行性のイタチは日中は眠っていることが多いです。
眠りこけているイタチに向けて大きな音が出るクラッカーを使って追い出しましょう。
上記で紹介した方法を使ってイタチを追い払った後に忘れずに侵入経路を特定し塞ぐようにしてください。
侵入経路が開いたままでは、いずれ被害が再発してしまうので注意しなければなりません。
イタチを来なくするなら業者に相談を
前述したような対策方法を取っても目に見える成果が得られない、しばらく期間を経て被害が再発してしまう場合には、プロの害獣駆除業者に相談してみるのも一つの方策といえるでしょう。
お伝えしたとおり、イタチなどの害獣は「鳥獣保護管理法」によって捕獲や駆除が制限されているため、一般の方が取れる対策方法は限定されてしまいます。
しかし、プロの害獣駆除業者ならば専門資格や許可を得ているため、より幅広く実効的な対策方法の提案、実施してくれることでしょう。
ここでは、無数に存在する害獣駆除業者のなかから最適かつ優良な業者の探すためのポイントをお伝えしますので、皆さんも参考にしてみてください。
●お住まいのエリア内で駆除実績件数が豊富で評価件数が多い業者を複数社ピックアップしよう
●資格や許可を得ている業者かホームページ上で確認するか直接問い合わせてみよう
●複数社相見積もりを取ろう
●見積調査時に担当者が床下や屋根裏、敷地内をきちんとチェックしているか確認しよう
●担当者へ質問をした際に丁寧な対応を取るか確認しよう
●駆除・防除をどのような方法で取るのかきちんと説明してくれるか確認しよう
●アフターサービスが充実しているか確認しよう
以上のようなポイントを踏まえたうえで、貴方のお宅の被害に応じたプロの害獣駆除業者を探してみてはいかがでしょうか。