犬や猫も食べる?ハクビシンからペットを守るために知っておきたい対策
「一生懸命育てている家庭菜園がメチャクチャに荒らされてしまった。ハクビシンの仕業かも……」
「床下からハクビシンが駆け出していくのが見えた!どうしよう……」
家屋に巣くい、田畑、家庭菜園やゴミを荒らし、さまざまな被害を発生させる憎き「ハクビシン」
そんなハクビシンですが、犬や猫のようなペットに取っても恐るべき害獣なのはご存知でしょうか。
今回は恐ろしい「ハクビシン被害」をテーマとして、
●ハクビシンは犬や猫を食べる?
●ハクビシンにペットを襲わせないための対策
●ハクビシンを本格的に対策するなら業者へ
以上の3つの項目について掘り下げて解説しますので、皆さんもぜひご一読ください。
ハクビシンは犬や猫を食べる?
ハクビシンとはイタチに似た姿をした動物で、江戸時代以降に海外より流入し、日本全国に分布している「特定外来生物」です。
そんなハクビシンですが、犬や猫のようなペットを食べることはあるのでしょうか。
ハクビシンは基本的には穏やかな性質で臆病な生き物ですが、春から秋前後にかけての発情期から出産期までの間はとても気性が荒く凶暴となります。
そのため、テリトリー範囲にいる生物に対して攻撃的になりやすく、犬や猫のようなペットに危害を加えることもあります。
しかし、ハクビシンは雑食性ではありますが大型の動物ではないため、同等かそれ以上の大きさの犬や猫を仕留めることは難しく、捕食される可能性は低いでしょう。
ですが、犬や猫などのペットがハクビシンに噛まれてしまった場合、大きなケガを負う可能性もあり最悪の場合命の危機に瀕する危険性もあるため、注意しなければなりません。
ハクビシンにペットを襲わせないための対策
ペットは家族といっても過言ではないでしょう。
そんな大切な家族がハクビシンの魔の手に掛からないようにするためにも、事前の対策は必要不可欠です。
ここでは一般の方でも実践可能な「対策方法」を紹介しますので、参考にしてみてください。
忌避剤を設置してハクビシンを追い払おう
ホームセンターで購入することができる忌避剤を使ってハクビシンが近づかないように対策をしましょう。
忌避剤には、液体、タブレット、スプレー、粒状とさまざまなタイプがあります。
使用場所に応じて使用するタイプを変えましょう。
ペットを室内で飼おう
物理的なハクビシン対策として一番簡単で効果的なのが、犬や猫などのペットを室内で飼うことです。
室内で飼えばハクビシンに襲われる危険性もないため、安心安全といえるでしょう。
ペット小屋の周囲にネットを張ろう
ハクビシンがペットに危害を加えられないように、ペット小屋の周囲にネットを張り巡らせましょう。
ネットを張ることで物理的な侵入を抑止することが可能です。
ハクビシンを本格的に対策するなら業者へ
大切なペットや家庭菜園、家屋を守るためにも、ハクビシンに対しての根本的な対策は欠かすことはできません。
ハクビシン対策は一般の方が実施するにはハードルが高く、オススメしづらいのが実状です。
また、ハクビシンは「鳥獣保護管理法」にとって保護下に置かれており、許可や資格なく捕獲や駆除をした場合、「1年以下の懲役または1,000,000円以下の罰金」に処せられてしまうため、注意しなければなりません。
そのため、被害が甚大でお困りの方は、早め早めにプロの害獣駆除業者に相談するのが肝要といえるでしょう。
プロの害獣駆除業者に依頼すれば、
●フンの清掃
●消毒・除菌・消臭
●死骸の撤去
●侵入経路の特定・封鎖
●再発予防対策
●作業後のアフターサービス
といったような、皆さんが安心安全で暮らせるように万全な対策を実施してくれます。
気になる費用ですが、築年数や建物の坪数、被害状況などによって金額が上下しますが、凡その目安費用は「50,000円から300,000円」となります。
被害が中長期的に続いており、家屋自体にダメージが及んでしまった場合、修繕費用が別途必要となる恐れもあるため、早め早めに動くようにしましょう。
ハクビシンにお困りの方はまずはプロの害獣駆除業者に相談してみてはいかがでしょうか。