もう侵入させない!ハクビシンを庭へ侵入させない方法・対策まとめ
「庭の野菜や花壇が荒らされてしまった! ハクビシンみたいな動物を見かけたけど、どうしたらいいんだろう……」
近年、都市部でも生息域を拡大しているハクビシン。
ハクビシンは、雑食性の動物であり、家庭菜園の野菜や果物から人間が捨てる生ゴミまでどんなものでも狙ってくる厄介な害獣です。
庭を荒らすだけに留まらず、床下や屋根裏に営巣することもあるため、恐るべき害獣といえるでしょう。
今回は、庭に出没するハクビシンをテーマに、
●庭にハクビシンが侵入した時の被害
●庭にハクビシンを侵入させいための対策
●本格的な庭のハクビシン対策は専門業者へ
これらの3つの項目について掘り下げて解説しますので、皆さんもぜひご一読ください。
庭にハクビシンが侵入した時の被害
冒頭お伝えしたとおり、ハクビシンは雑食性の害獣のため、あらゆるものを食べます。
一般的なお宅で発生する被害について紹介しますので、皆さんのお宅に該当する項目があるかどうか確認してみましょう。
家庭菜園を荒らされる
畑やプランターで栽培している野菜や果物はハクビシンに狙われる恐れがあります。
ミカンやカキ、キウイ、トマト、ナスなど実のなる作物を育てている方は注意するようにしてください。
ペットへの危害
ハクビシンは雑食性のため、ネズミや鳥、カエルなど小動物を捕食します。
そのため、庭で鶏や小鳥、魚、うずらなどを飼っている方は注意するようにしてください。
生ゴミを荒らされる
ハクビシンは人間が捨てる生ゴミもエサとして狙うことがあります。
生ゴミを勝手口などに出している方は注意するようにしてください。
排泄物(糞尿)による匂いや汚損
定期的に出入りするようになると、食害による被害以外にも排泄物(糞尿)による匂いや汚損も発生することがあります。
対策をしなければ、定期的な清掃が必要となってしまう恐れがあります。
庭にハクビシンを侵入させないための対策
庭に侵入したハクビシンに対して、対策を実施する前に注意しなければいけないポイントがあります。
ハクビシンは、「鳥獣保護管理法」という法律によって保護されている動物です。
この法律は、自然界における野生動物や自然環境の保護や多様性を保全するためにつくられた法律です。
そのため、ハクビシンを資格や許可なく捕獲や駆除することを禁じられています。
万が一、違反してしまった場合「懲役1年以下、罰金100,000円以下」の罰則に処せられてしまう恐れがあるため注意するようにしてください。
専門資格を有した害獣駆除業者以外の方がハクビシン対策を行う場合には、「追い出す・近づけさせない」対策が一般的となります。
ここでは、一般の方でも実践可能な対策方法について紹介しますので、参考にしてみてください。
センサーライトを設置しよう
ハクビシンは警戒心が高く、夜行性の動物です。
そのため、センサーライトのような急に光るような機器を設置するのは有効的といえるでしょう。
光に驚いたハクビシンを追い払う効果が望めます。
超音波発生装置を設置しよう
人間には聞こえない音でも、ハクビシンにとっては苦手な音という場合があります。
ホームセンターで購入することができるハクビシン用超音波発生装置を設置することでハクビシンを近づけなくさせることが可能です。
ネットを設置しよう
果樹や野菜畑に物理的に侵入されないようにネットを設置する対策も有効的です。
隙間が空いていると簡単に侵入されてしまうので、隙間なく四方を囲むようにしてください。
忌避剤を散布しよう
ホームセンターで購入することができる忌避剤を散布することで、ハクビシンの接近を防ぐことが可能です。
忌避剤には、液体・スプレー・粒状などさまざまな仕様のものがありますので、被害場所の環境に応じて使い分けるようにしましょう。
本格的な庭のハクビシン対策は専門業者へ
ここまでお伝えした対策方法を実践したうえで、なかなか目に見えた成果が得ることができない場合、専門の害獣駆除業者に相談するのも1つの方策といえるでしょう。
ハクビシンも含めて、野生動物は警戒心も強く、学習能力も高いため、効果的な対策が望めない場合、被害が長引きやすいです。
また、前述したとおり、ハクビシンは「鳥獣保護管理法」の保護生物でもありますので、駆除や捕獲には資格や許可が必要となります。
そのため、一般の方の対策方法にはどうしても限りがあります。
プロの害虫駆除業者ならば、
●狩猟免許など資格を有しているため、対策の幅が広い
●捕獲したハクビシンを処分も可能
●アフターフォローが充実している
という要素を備えているので、ハクビシン被害にお困りの方はプロの害獣駆除業者に相談してみてはいかがでしょうか。