ネズミ駆除に助成金が出る?補助金がもらえる地域・条件まとめ
「ネズミ」と聞いて、皆さんはどのような感情を抱くでしょうか。
「田畑を荒らす」「飲食店の天敵」「大事なマイホームを脅かす」などさまざまな負の側面を持つ最もよく知られた「害獣」といえるでしょう。
多大な被害を与えるネズミに対して、自治体によってはさまざまな対策の手助けを行っています。
今回は厄介な害獣筆頭である「ネズミの駆除」をテーマに、
●ネズミ駆除に助成金がもらえる自治体
●自治体ごとのネズミ駆除の対応例
●安くて信頼できるネズミ駆除業者の選び方
以上の3つの項目について掘り下げて解説しますので、皆さんもぜひご一読ください。
ネズミ駆除に助成金がもらえる自治体
ネズミは手ごわい害獣として知られています。
本格的に根絶しようとすると少なくない費用が掛かってしまいます。
「県とか市で、助成金とかなにか貰えないかな……」と考える方も少なくないでしょう。
実は、「ネズミ駆除に助成金がもらえる自治体」があることはご存じでしょうか。
県や市が地域に住む住民を対象として助成金を出している場合があります。
ここでは、参考までに今年度(2022年)に助成金の制度を設けている自治体を紹介しますので参考にしてみてください。
ただし、地域ごとで条件や年度によっては助成金の有無が異なることもあるので詳しくはお住まいの地域自治体のホームページを確認してみてください。
東京都中央区の場合
東京都中央区で区内の町会や自治会、商店街の自治団体を対象として団体が自主的に広域かつ面的にネズミの駆除や防除を実施する場合に限り、掛かった経費のうち、「3分の2」を補助する制度を設けています。
これらの団体に属している方にはとても有効的な補助金制度といえるでしょう。
補助金制度の実施期間は令和元年度から令和5年度までを対象としており、団体の構成員数によって限度額が異なるので注意が必要です。
愛知県豊橋市の場合
都内以外でも地方自治体でも補助金制度を設けていることがあります。
愛知県豊橋市では、市内在住で農地を持つ者を対象として、「防除施設(ワイヤー・電気柵)」の購入経費の「2分の1(上限50,000円)」補助する制度を設けています。
自治体ごとのネズミ駆除の対応例
「ネズミ駆除」にまつわる自治体の対応は、それぞれ各自治体に委ねられています。
では、自治体ではどのような対応を取ってくれるのでしょうか。
各自治体に共通するのは、
●優良のネズミ駆除専門業者の紹介(ペストコントロール協会に加入しているような業者)
●ネズミ駆除に対してのアドバイス(口頭や書面)
が一般的です。
自治体によっては、上記以外にも対応してくれる場合があります。
ここでは一例として紹介しますので、皆さんのお住まいの地域の自治体がどのような対応をしてくれるのか調べてみましょう。
神奈川県横浜市の場合
神奈川県横浜市では、ネズミ捕獲用の罠(カゴ罠)の貸し出しを行っています。
カゴ罠を使ったネズミ駆除方法のアドバイスも教えてくれるので、心強いといえるでしょう。
千葉県船橋市の場合
千葉県船橋市では、ネズミ駆除に必要な「殺鼠剤」の無料配布を行っております。
また、殺鼠剤を使った駆除方法のアドバイスも行っておりますので、挑戦してみましょう。
安くて信頼できるネズミ駆除業者の選び方
ここまでお伝えしたように、自治体がネズミ駆除に直接対応してくれることはありません。
ご自身で駆除を試みても上手くいかなかった場合、プロの害獣駆除業者に相談してみるのも得策といえるでしょう。
ネズミ駆除を生業としている害獣駆除業者は皆さんがお住まいの地域でも無数に存在します。
このなかから、優良な業者を見つけ出すためにも、下記のポイントに注意するようにしましょう。
●駆除実績が豊富で評判が良い業者のピックアップ(自治体からの紹介やインターネットの口コミなどを参考にする)
●駆除方法を明確に説明してくれる
●アフターサービスが充実しているか確認する
●見積費用が費用相場から大きく逸脱していないか確認する
●大幅な値引きなどで契約を迫ってきたら用心しよう
これらのポイントを踏まえたうえで、害獣駆除を探しましょう。
プロの害獣駆除業者にネズミ駆除を依頼した場合の費用相場は、60平米あたり30,000円から60,000円ほどとなります。
駆除を実施する建物の広さや使用する薬剤や罠、工期によって費用は上下しますので、まずはプロの害獣駆除業者に相談してみましょう。