初めての駆除ならコレ!ネズミを退治する最も簡単な方法とは?
ネズミ駆除の基本とは?
ネズミを駆除するにあたって、正しい駆除方法や、捕獲後の処分方法などご存知でしょうか。
ネズミ算式なんて言葉にもあるように、ネズミは一度に5匹以上の子ネズミを出産するので、一度数を減らしたとしても根絶させない限り、またすぐに30、50匹と増えてしまうのでとても厄介な生き物といえるでしょう。
ネズミ駆除の基本事項として、まず第一にネズミが住み着きにくい環境整備を行うことがとても大切です。
捕獲器などの器材や殺鼠剤のような薬剤を用いた駆除方法は、この環境整備を行った上で、初めて正しい効果が得られます。
今回は、ネズミ駆除についてどうしたら良いのか、基本的な取り組み方等について一緒に見ていきましょう。
初めての駆除なら簡単なコレを試すべし
初めてネズミを駆除しようと思うと、何から取り組んで良いか困ってしまいますよね。
とりあえずで駆除に取り組んでしまうと、回収し忘れた罠や殺鼠剤で死んだネズミが腐って虫が湧いたり腐乱臭が発生したりという惨事に繋がりかねないので、きちんとした駆除方法を知っておきましょう。
ネズミ駆除は専門業者しか購入できない器材や駆除剤から、個人でホームセンターやインターネットのショップサイト等で購入できるものまで幅広くあります。
今回は、個人の方がご家庭で取り組める駆除対応方法をご紹介しますので参考にしてみてください。
ラットサインを見つけてネズミの侵入経路を特定しよう
ラットサインとは、ネズミの足跡や糞尿跡、柱やコードを齧った痕跡等、「ネズミがそこにいました」ということがわかるもののことを指します。
このラットサインを見つけ、ネズミの種類や侵入経路を特定しましょう。
粘着シートによる駆除方法
粘着シートとは、厚紙に粘着剤が塗布されており、それに触れたネズミが粘着剤に絡め捕られ動けなくなり捕獲することができる罠になります。
この粘着シートを先程のラットサインが出ている通路や家具の裏などの周囲に設置しましょう。
一般的に連続して3日以上設置をして罠にかかるのを待ちますが、ネズミの中でもクマネズミは警戒心がとても強く、捕獲されるまでにとても時間がかかることがある為、粘り強く取り組んでいくことが重要です。
毒餌・殺鼠剤を使う駆除方法
食べたネズミを中毒死させる駆除方法です。
殺鼠剤には、5~8日間何度か食べることで致死効果が表れる血液凝固阻止作用を持つクマリン系殺鼠剤や、一度食べれば駆除が出来る即効性を持つ急性殺鼠剤(ノルボルマイド)等、色々な種類の薬剤があるので、ネズミの種類に合わせて適切な薬剤を選びましょう。
この殺鼠剤をラットサインが出ている周囲に設置をしてください。
駆除方法の注意点として、殺鼠剤を食べたネズミがどこで死んだのかが分かりづらいことがあります。
特に暑い夏場等はネズミの死骸が腐ってしまい悪臭に悩まされることもあるので、要注意です。
また、ネズミは非常に警戒心が強い生き物なので、食べ始めるまでに時間を有することが多いです。
まずは1週間設置をして様子をみましょう。
餌に手が付けられていなければ、設置場所や餌の種類を変えてみてください。
どうしても食い付きが悪い時はひまわりの種やパンなどネズミが好む食材を毒餌に混ぜてみましょう。
自分で駆除できない時は業者に頼るのも吉
ネズミは田畑などの自然界から家屋やビル等が並ぶ都市まであらゆる場所に生息をしております。
これは一重にネズミの環境適応能力や学習能力が高いことに起因します。
また、生後2-3ヶ月で子ネズミを生むことができる上、繁殖能力も高い為、瞬く間に増殖してしまいます。
小さくころころとした可愛らしい見た目ですが、家屋等を荒らし、病原菌やノミダニ等の媒介する恐ろしい生き物として知られています。
一般の方でも撃退することは可能です。
ですが、ネズミは根絶出来なければ、暫く期間を経てまた被害が再発するということもあります。
ネズミの被害にお困りの方は、一度プロの専門業者へご相談してみてはいかがでしょうか。